今日から大相撲5月場所が始まった

 大相撲5月場所が東京国技館で始まった。
 私は大の相撲フアンである。その理由は少年時代の遊びに相撲以外なかったから。
小学校の運動場に適当に円をかいて2人で出来るスポーツと言うより遊びであった。
 倒された時後頭部を思いっきり打ち目から花火が出るとはこの事であり、直後数字を1から5まで数え無事を確認していた。
 大相撲の本ものを見た事はない。昭和30年頃まで遡った時代に尾道への地方巡業を見に行った様なかすかな記憶がある。横綱千代の山鏡里の時代で関取とは何と大きいと感心した気がする。その後テレビジョンが世の中に普及当初電気店の前で黒だかりの人の中で相撲を見ていたように思う。
 社会人になって相撲を見る事は激減し、60歳代になり時間の余裕が持てテレビ観戦をするようになった。今では関取のしこ名と顔が一致するくらい。相撲観戦をしながら取組と取組の間のマが実によい。確か4分から5分で早すぎも遅すぎもしない。

 いつか本場所を見たいが福岡か大阪のいずれかまで行く必要がある。その上入場券の入手も難しそうである。妻曰く「最後だから行ったらどう」。そうか最後になるのか。
 テレビで見ていると土俵下の砂かぶりに毎日同じ顔触れの人が写る。土俵下の砂かぶり料金は約1万5千円(野球場の砂被りは約半額)と安くはない。結構お金持ちの人は相撲好きなんだなと思う。私は貧乏人だけど相撲好きである。好取組を期待しながら15日間を楽しみにしたい。あまり血圧が上昇しない程度に。