日大アメフト部員の謝罪会見を見て思う

 悪質な違反をした日大アメフト部学生(20歳)の顔出し謝罪会見中継を見た。
 事の顛末をつまびらかに話した結果、大体は理解できた。
 違反したことに反し会見は素直に罪を認め好感の持てるものであった。
 大学側の迅速かつ明確な報告ができない理由がはっきりした。このテレビ中継は全国の人が見ている。監督は「24日に文書で説明する」と言ったが何をどのように報告するつもりだろうか?
 監督・コーチの指示で事件は起こった。聞けばプレーよりもっと悪質な指示で若い選手を傷つけ、有望な将来の夢を摘み取ってしまった。これが大学の教育者しかも幹部のすることなのか?監督はやめても大学の要職には残ると言うが世論は黙っていないだろう。
 何の罪のない他の部員には可哀そうだが廃部になっても仕方がない。
 最近レスリングでも同じような事が起きている。大学の指導者が信じられないような
事を起こす。スポーツで実績を積んだ指導者には他から意見できない土壌・風潮があるとしか言いようがない。
 東京オリンピックまで後2年と残り少ない日本のスポーツ界がこんな状態で良いのだろうか?