御嶽海 優勝おめでとう

 猛暑の名古屋場所、3横綱不在の場所に関脇・御嶽海 幕内優勝おめでとう。
 長野県出身の25歳で学生相撲出身の御嶽海。
 長野県にはないのに何故御嶽なのか?それは「出羽の」部屋所属であるから。

 優勝インタビューで喜びよりも優勝の重圧から解放された安堵感で号泣する姿には心打たれるものがある。

 大関になるにはこのプレッシャーを経験したものでないと資格はないのでは。

 稀勢の里や高安は3場所33勝の内規で昇格している。豪栄道もしかりであるが、高安に至ってはまだ優勝は未経験のままである。上記内規に優勝1回でも経験のことを追加したらいかが?

 優勝へのプレッシャーに打ち勝ってこそ、真の大関になれるし、横綱への道が開けると思う。横審の皆さまはいかが? 今の大関は弱すぎる。いつもカド番脱出の綱渡りでは相撲人気も地に落ちる。

 今場所の特徴として豊山・朝乃山の活躍が目立つ。2人は同期生らしいが学生相撲出身ながら、やっと大相撲に慣れて余裕を感じさせ、自分の相撲を取り始めた思いがする。恵まれた体格と言い、堂々とした相撲ぷりと言い、これからが期待される。

 さて御嶽海はいよいよ来場所は大関取りである。優勝を目指すつもりで頑張ってほしい。