四国五郎ギャラリーを尋ねて

 広島県三原市大和町椋梨の旧くわなし小学校内に設備された四国五郎ギャラリーを見学に行った。西日本豪雨の痕跡が多く残る地区の中、道路を選びながら進んだ。

 旧くわなし小学校は外観は新しいにも拘らず生徒数不足で廃校となったらしい。
 運動場には椋梨川の流木と思われる多くの残骸の臨時の集合場所になっている。
 道中、雨のすごさを物語るようにあちこちで土砂崩れが発生している。
 付近に住宅がないので惨事を避けられたが橋が流される等大変であったと思う。運動場に集められた流木の量を見ても頷けられる。

  この、くわなし地区の南方が東広島市の河内地区が位置し、被害をみても、この辺りに線状降水帯が長く居座ったのだと素人目にも合点が得られる.

  さて四国五郎ギャラリーは期待したほど作品(特に絵)数がなく、2~3年前広島市内で見た作品展は量と内容で見物客を圧倒していた。

 四国五郎氏は三原市椋梨の生まれで少年期の作文等多数展示されていた。当ギャラリーはNPOで運営されていると聞くので、峠三吉さんの詩集と共に絵を集められたと思う。

 帰路は広島中央フライトロードを走り短時間で帰られた。本郷~広島空港~椋梨のルートをお勧めしたい。