タバコ値上げと喫煙率

 タバコをやめてもう14年になるのでタバコの価格には興味がない。

 何かの情報でタバコの価格が1箱(20本入り)が500円前後まで値上がりしたと知った。この価格ではタバコを吸う身分ではない。詳しい事は解らないのでスーパーへ今朝電話して聞くとそうらしい。
 ネットで見ると10月からセブンスター、ピース等多くの銘柄が500円、ハイライト450円、加熱式タバコが490円の価格上昇らしい。

 旧3級品の(わかば、エコー、しんせい、ゴールデン・バット)と懐かしい名前のタバコは価格据え置きと思いきや今年の4月にすでに値上げ済みとある。
 懐かしい名前だけでなく、今だにこれらのタバコが製造・販売されていることの驚きである。
  これほどタバコの価格が高くなると喫煙率にも興味がひかれる。
 今から約10年前に喫煙率を調べた事があり、現在のデータも並べて見ると。
           男     女      全喫煙率
 昭和41年度喫煙率  83.7%   18.7%
 平成元年喫煙率   55.3%   9.4%
 平成10年喫煙率   50.8%   10.9%
 平成17年喫煙率   45.8%   13.8%
 平成29年喫煙率   29.4%   7.2%     17.7%
 平成29年の傾向を見ると男性30代~40代が多く約40%を占める。ストレス社会で頑張られる人の理解が出来る。 70代以上の女性は2.9%と激減している。

 私の長男も今禁煙を心がけて奮闘中だと聞いている。今は禁煙アプリで現在いくら節約できたかを表示するらしい。私自身も長年喫煙し女房に嫌われながら禁煙に成功したのは60歳を前だった。それまでに3~4回は長年禁煙を実施していた時代がある。
ある時は7年間禁煙していても、ある忘年会で1本吸うともう常習者となってしまう。
  今は1箱500円なら経済的に手が出ない。昔言われていた1箱1000円になったらタバコをやめると言ってきた人もいたが、近い将来そうなるかも知れない。