千賀の浦部屋所属の貴ノ岩（28歳）が付け人に暴力をふるったとして部屋で謹慎処分を受けていたが昨夜引退を決意と早朝に報道されている。
昨年の同時期に暴力事件を受けた貴ノ岩は日馬富士を警察に訴え横綱引退にまで追い込んだ張本人であった。
今朝のネットでは「貴ノ岩、お前がやるか」とつぶやかれている。
今年の春場所に旧貴乃花部屋の貴公俊が付き人に暴力を振るい一場所出場停止を受けかつ親方も降格処分を言い渡された。貴乃花親方も最終的には相撲界から退職に追い込まれた事件はつい最近の話である。
貴乃花部屋から関取衆を引き受けた千賀の浦親方の心情は大変なものだろう。
付き人と言えば関取・嘉風の付き人、友風は十両に昇進しながら付き人を続けている。（十両に昇進すれば付き人から解放される）
見事な師弟関係である。
友風曰く「嘉風関から学ぶことが一杯あるからだ」らしい。
貴乃花部屋での相次ぐ付け人に対する暴力事件はこの信頼関係が壊れ、ただの使用人としてしか扱われなかった事が原因かも知れない。一連の事件は旧貴乃花部屋の風土と言われても仕方がないだろう。
日本相撲界にもいられなくなりモンゴルでも不人気の貴ノ岩はどこに行くのだろう。
高速道路でのあおり運転の結果2人の少女の父親と母親を死亡させた青年は現在裁判中である。SPでの駐車について注意され「かちん」ときて車を追い回し最終的には死亡にまで至らしめた原因は怒りのコントロールが出来ない事であろう。
バラエティー番組でこう言う人達に免許を渡すべきではないとコメンテータが述べていたが、それは不可能な話であり結果における責任しかないと思えるが如何なものか？
よく切れるのは高齢者だと聞くがそうばかりでもなさそうである。
