イギリスのEUからの合意なき離脱になるのか

 今日は寒い中をインフルエンザ・ワクチン接種と糖尿病の定期検査のため病院に出向いた。HBA1Cの検査結果は7.2(通常6.5)と高い数値を示し医師からは血糖値が高くならぬように努める様に注意された。年末から正月にかけ高カロリーな美食をしがちで最も危ない時期であるとも言われた。

 昨日イギリスの議会でEU離脱のためのEU側との協定案をイギリス下院で承認する採決を延期したと報道された。大差で否決されるのが目に見えているからだとメイ首相が発言していた。協定案はイギリスにとって相当不利な条件らしい。同首相はオランダやベルギー、ドイツなど協定案の緩和を求めて画策しているとも言われるがEU責任者は「再交渉の余地はない」と強気の姿勢を見せている。
 今後EUを離脱する国を出さないために強硬姿勢を崩さないのは充分理解できる。
 イギリス側は前にも後にも進めない。今後は下記のいずれかの選択しかないとも言われている。(以下読売新聞による)
  1下院の解散と総選挙 
  2離脱への賛否を問う2回目の国民投票
  3.合意なき離脱
 来年3月29日の離脱日を守れないため、EUに離脱日の延期を求める可能性が高い

合意なき離脱が行われたらイギリスの経済は大打撃を受けると予想される。
 イギリスとEUは互いに外国となり輸出入には検査と関税がかかる。
 トヨタ・日産・ホンダはイギリスを出るともいわれイギリスの損失ははかりしれない。昨日のテレビでもイギリスの苺農家の作業員がイギリスを脱出して労働力が確保できないと嘆いていた。それにアイルランドの問題もある。

 議会の承認やアイルランドの問題など独立を決めた2016年6月には問題点として解っていたのに何も進展なしで何をして来たのだろう。メイ首相はむしろ積極的に首相をかって出たように映っていたが?