女性航空機操縦士の覚悟

 つい2~3日前、女性の航空機操縦士のドキュメンタリー番組を見た。特に待ち構えて見た番組ではないのでどこの航空機会社かも記憶にない。
 操縦士の試験を受けるまでには相当の学費が必要であり、その点でも一般受けする試験ではない。受験は3度失敗していて不合格通知が来た時は3日間部屋に閉じこもり泣いたと白状していた。そこまでの覚悟は学校の費用や受験の費用など並み大抵のものではないことが想像できる。だからこそ相当の覚悟が必要なのでは?
  自分の人生でそれに近い覚悟で試験を受けたことはない。
 スペイン語検定試験で3回も不合格になってもやけ酒を飲む程度でことは納まってしまう。上述の女性ほどの覚悟の10分の1でもあれば高齢を理由にせずに受かっていたことだろう。

 その女性は操縦士の試験に合格し現在民間航空会社で副操縦士として活躍している。
 資格のメンテナンスには半年毎のシュミレーターによる試験や筆記試験の合格が義務つけられて大変らしい。