日テレベレーザ皇后杯連覇

 皇后杯決勝は1月1日行われ日テレベレーザが延長戦の結果神戸アイナックに4:2で勝利し、ナデシコリーグ、リーグカップに続く3冠を達成した。神戸が先行し日テレが追いつく展開であったが延長で分厚い攻撃で日テレが試合を決した。

 日テレは長谷川唯の天才的と言うべきか周囲を見る目には素晴らしいものがあり、ストライカーの田中美南の得点能力の高さが安定的な試合運びで勝続けた。日テレは選手の年齢層が偏らず、例えば岩清水(32歳)から宮川(20歳)宮澤(19歳)と幅広く今回怪我で欠場したベテラン坂口も控えている。皇后杯決勝はナデシコジャパンの代表選手の多くが出場しレベルの高い試合が見れた。
 
 ナデシコジャパンはアジアカップアジア大会・U20の試合を優勝で飾り、6月からのフランスで行われるワールドカップに期待する。前に優勝したナデシコのチームと今回のチームでは今回の方が強いのではと思える。しばらく休んでフランスに向けて調整するらしいが世界への期待が膨らむ。