第97回全国高校サッカー決勝、青森山田優勝、稀勢の里連敗

 前々回優勝校青森山田(青森)と前回準優勝の流通径大柏(千葉)のサッカー決勝は3:1で青森山田が勝利し全国4058高の頂点に立った。
 レベルの高い好試合であったが壇崎・バスケスをはじめとするスター軍団の青森が勝利した。
 解説者の話を聞くと全国および海外からもサッカーを習いたくて青森に集まってくる部員数は171名にのぼる。

 何故雪国青森にそんなに大勢の生徒が集まるのか不思議でならないが雪中練習に効果があるのか教え方がうまいのか謎である。青森山田にも流通径大からもJ1加入がすでに決まった選手がおり、彼らの中からやがては侍JAPANのユニホームを着て活躍する姿が見れるのはそう遠くない話だと思っている。
 現に数年前の決勝戦で大迫選手を見たのはつい昨日のことのように思える。高校サッカーを目指して頑張った高校生の今後の健闘を祈る。

 さて大相撲2日目の横綱稀勢の里逸ノ城にはたかれ背中から土俵に倒れしばらく起き上がれなかった。彼の胸中はいかほどであったのか?
 いつ引退を発表してもおかしくない状態で取組後多くのマスコミが支度部屋に追随したが一言も発しなかったらしい。

 今日栃煌山と3日目の取組を行う。
 朝から街の声をバラエティー番組が取り上げていたが「もう引退したほうが良い」と「最後まで頑張れ」に2分されていた。
 もし稀勢の里大関ならば底なし沼にはまった状態でとっくに引退声明は出ていたと思う。その方が楽であったかも。
 横綱だから引退は自から発しなければならない立場にある。
 黒星連敗記録は貴乃花に並ぶらしいが平成の大横綱との比較は出来ない。
 あまり横綱の地位に未練一杯の姿を見せると大相撲協会の力士達の士気に影響するだろう?
   日本人横綱としての複雑な立ち位置にいる稀勢の里
 今日負ければ引退声明が出るのかも知れない。