稀勢の里引退

 引退するのはいつだろうかと皆が心配していたが1月16日朝親方を介して発表された。

 産経新聞から痛烈な批評は
稀勢の里がつくった負の遺産・失墜した横綱の権威」の見出しから
 19年振りの和製横綱となった稀勢の里が満員御礼の続く空前の相撲人気をよびこんだ功労者の一人である。一方往生際の悪さを感じさせたここ数場所の土俵が日本人の抱く横綱像を根底から揺るがしてしまったのもまた事実である。
 私も同感である。
 関脇時代から詰めの甘さで大関昇進を何度も見送った稀勢の里をみてきた。
 白鵬は合理的な取り口と運動神経の良さで衰えた体力をカバーしているように思える。しかし稀勢の里には白鵬の持つ2つの長所を持ちえないため、ねばりで勝つしかなく大けがの負傷する。
 その不器用さが日本人の相撲フアンにはたまらないのかも知れない。
 15歳から始めて32歳までの17年間長い間相撲にあけくれた生活ご苦労様です。今後は後輩の育成(早速高安の横綱への昇進)に励んでもらいたい。

 昨日の取組をみて3大関横綱の体たらくはどうにかならぬものなのか?
  貴景勝をはじめとする若手の活躍と成長が待ち遠しいものである。

 

 今日糖尿病の検査日でHba1cは7.8と悪く「食生活を見直せ」と医師から言われた。甘いもの美味いものを食べる喜びくらいしかない高齢者にはつらいことである。