台風10号広島県最接近

 8月15日お盆の日、12時頃、台風は岩国市の南60kmにありその勢力は975hpa,風速30km、暴風圏は東側330km、西側30kmの位置にある。
 我が三原市は朝早くから避難勧告が出たにもかかわらず、雨は降らず風もごう音をたてるような吹き方ではない。黒雲は東から西に向かって早く流れ、まとわりつくような湿気に包まれている。
 果たして避難場所に行くべきか否か迷う状態である。(昨年の夏に一度避難勧告に従い避難場所に出向いたが広い体育館の中には3家族10名もいなかった)
 逐次テレビの台風情報をみながら思うに、黄色で囲まれた強風圏の中心と台風の目とされる中心は一致しているのに赤色で囲まれた暴風圏(風速25kmの範囲)の中心はずれている。上記東側330kmと西側30kmに位置する表現の通り、台風の目は暴風圏の面積上の中心には一致しておらず、台風の目の近傍は勢力の大部分から外れているのだろうか?暴れて欲しくはない台風10号ではあるが。
 避難勧告は地方行政から出されるものか知らないが、その出し方は人口9万5千人一律に出されても市民は迷うだけで本当に避難の動機付けになるのか疑問である。
 市のエリアを何分割かしてその理由も追記してもらえれば助かると思えるが命を守る上からは贅沢であろうか?