東京自由が丘のパン屋

 今朝5時過ぎに目覚める。大体夜眠りに着くのは9時から10時頃で朝早く目覚めるのは当然である。寝ぼけまなこでテレビにスイッチをいれるとパン旅行in 自由が丘の番組を放送中であった。朝ドラ「まっさん」に出た女優さん2人がレポーターで自由が丘界隈のパン屋さんを訪れてはパンを食する番組である。
 その前に自由が丘とは東京のどの辺りに位置するのだろうか、所在した経験がないのでネットで調べると目黒区で田園調布の近くにある。随分おしゃれな街にあるパン屋さんである。
 レポーターの2人は美人である。
 美人はそれだけで得をする、それに頭でも良ければあっと言う間にスターになれるがそんな人がごろごろいる訳でもないのがこの世の不思議である。
 最近有名なパン屋さんは都会の雑踏をのがれ山間部の水と空気のきれいな田舎で開業する方が増えていると聞く。1時間も車を飛ばし買いに出かけるらしい。工夫を重ね味が良ければどこでも商売繁盛となる。

 このパン・特に菓子パンは糖尿病医師の目の敵である。
 それはパンのカロリーが見た目以上に多い事だそうだ。カロリーの多いものに不味いものはない筈である。最近とは言わないが家庭でのパン食の習慣が増えている。ご飯のような手間暇がいらないからだろう。

 空腹に固いパンなし。世界共通の諺で言われるらしいが固いパンはどうだろうかあまりすすめられない。
 スペインの食事にはフランスパン(フランスパンとは言わない長いパンでbarra de pan)は一人暮らしの朝食には量が多くどうしても残してしまう。そして固くなる。
 友人アントニオ(故人)から聞いた話ではレジ袋にいれて冷凍室で保存すれば固くならないと言うが効果があったか記憶にはない。
 パンを主食するヨーロッパではパン屋に休日はない。
 唯一休業するのはクリスマス・イブだけでパンを忘れず買っておけとよく言われたものである。今となっては懐かしい思い出である。