脊柱管狭窄症の痛みと共に

 

 10日毎に日本を襲った大型で強い台風は都度甚大な被害と爪痕を残し今年日本への襲来が終わったかの気分にさせる。
 個人的には脊柱管狭窄症の痛みと共にここ1週間を生活している。この痛みを知らない人々はなんと幸せなんだと思う・ヘルニアの痛みと似てというか同類で歩行が困難で2~3歩歩いては立ち止まらないと耐えられない。加齢と共に患者数が増えるとも言われている神経痛である。年に一度くらい発症し痛み止めを服用し1~2か月静養して時の経過を待つ。手術もあるが一度ヘルニアの手術をやっているので医師は癒着を恐れ2の足を踏む。

 そういう1週間の中でプロ野球ドラフト会議が終わった。それぞれのチームが満足を表しチームの欠点を補ってくれる選手達を選んだ結果に胸を撫でおろしているが、彼らの成功か否かはこれからである。本人の努力とチームの育成力により5~6年後には一度も1軍のゲームでプレーすることなく球界を去って行く選手達は毎年70人程は出て来る。生存競争ではしかたない話であろう。
 カープも大学球界No.1と認められた明大・森下投手の交渉権を得たが10年後までカープのエースとして活躍してほしい。

 久々に絵をかき始めた。油絵具の蓋をペンチで開けなければならない程乾いたのは何年も使ってない証拠である。脊柱管狭窄症の痛みに耐えながら筆を運ぶのは何年振りだろうか?たしか東光会出展時の100号の絵を描いている最中であった。今回は20号と小さな絵なのでそう圧迫感はないが。痛みは絵を描く神経に影響する。休み休み制作をする。

 明日はラグビー南アフリカ対日本のベスト4をかけた1戦が行われる。また妻の「行け―行け―」の声援を隣に聞きながら。