高校サッカー静岡学園全国制覇おめでとう

 昨年の全国高校サッカー選手権の覇者、および昨年12月に高円宮杯U18プレミアリーグ2019を制した青森山田高校は静岡学園の監督から「絶対王者」と呼ばれ今年度の連覇の呼び声が高かった。
 決勝戦は前半戦、静岡学園を2:0でリードしていたが前半戦終了間際のFKで1点を返し後半戦は見違えるほど動きの良くなった静岡学園が逆転し優勝を飾った。

 今回真剣にテレビ観戦した試合は埼玉の昌平高校と静岡学園で、ドリブル・パスを中心とした足許を重視する動きの素晴らしいサッカーであった。動きに休みがなく攻守の切り替えが早いレベルの高い試合を見せてもらった。
 両チーム共Jリーグへの内定者が多数いるらしいが実況中継のアナウンサーはそれを言わないほうが色眼鏡で見なくてよいのではないか。選手は高校生活最後の戦いとしてプレーしているのであるから。
 とにかく見ていて飽きがこない、次の瞬間何が起こるか解らない緊張感のある試合であった。
 1月12日に行われた全日本高等学校女子サッカー選手権大会静岡県代表の藤枝順心高校が鹿児島の上村学園をやぶり優勝した。
 サッカー王国静岡を一歩一歩目指した指導者と選手の総合力と思える。
 オリンピック代表となるU23のチームも高校サッカーを見習ったらと思える程である。
 日本の人口1億2600万に対しサッカーの480万人がプレーをしている。それに対し野球は384万人と激減しているとも言われる。両者ともに頑張れ。