前頭筆頭 若隆景強し

 大相撲4日目から一部観客を入れて開催された。
観客が入ることで画面も明るくなり大相撲らしく思える。
前頭筆頭の若隆景は関脇・高安に対し相撲をとらせない一方的な相撲で制した。
これで正代、朝の山に勝ち3勝1敗。

 強靭な下半身から繰り出す両はずは強力であっという間に高安を土俵に押し切った。
 若隆景は身長182cm体重125㎏で大柄ではないが抜群の運動神経で将来を大いに期待され日々解説者の評価を高めている。

 若隆景は関取3人兄弟の3番目で26歳。
 上から順に若隆元、若元春、若隆景。
 このしこ名は毛利元就の3子に由来し、長男毛利隆元・次男吉川元春・3男小早川隆景と同じ名前を付けている。
 祖父は元小結の若葉山、父は若信夫で相撲一家。
 出身は広島県と思いや福島県で東北大地震を経験し妻帯していて現在4人の子持ちだそうである。
 小早川隆景は我が郷土の雄で豊臣秀吉の時代に5大老の一人で黄門様で知将と言われ何故か若隆景には愛着がある。早く3役を通過して大関になってもらいたいと応援をしている。
 大相撲は朝の山は勝には勝ったがまだまだ本来の相撲ではない。一方照ノ富士は強い。御嶽海を圧倒した。今から大相撲は目が離せない。話題の白服の麗人もかえってきていた。