今日の朝刊(読売新聞)に1面抜きの加熱式タバコの宣伝が出ている。
この宣伝はフィッリプ・モーリス社の加熱式たばこの宣伝である。
私はタバコを止めて20年近くになるのであまり興味はないが過去の喫煙経験から記事を読んでみた。
紙巻タバコは800度で燃焼する。加熱式タバコは300度?で加熱する。
加熱することにより有害成分の量を大幅に低減できると言っているがタバコを吸わないことが一番よいことで、最近では加熱式タバコの喫煙者が増加しているとも言われている。
さらに米国では電子タバコが世の中にでてこれが問題を起こしている。
厚労省の見解を示すと
電子たばこの注意喚起について
令和元年 11 月8日掲載
(令和2年1月 27 日更新)
1. 電子たばこについて
電子たばことは、専用カートリッジ内の液体を加熱して煙霧を発生させ、それを使 用者が吸入するために使われる製品です(※1)。
※1 加熱式たばこと混同されることが多い製品ですが、加熱式たばこは、「たばこ葉やたばこ葉を用いた加工品を、燃焼させず、専用機器を用いて電気で加熱することで煙を発生させるもの」であり、電子たばことは異なります。
2. 電子たばこの健康影響と使用上の注意
現在、米国において、電子たばこによるものと疑われる肺疾患等の健康被害症例(※2)が報告されております。米国では、今般の健康被害症例の原因について調査を進めているところであり、全ての電子たばこの使用を控えることを推奨しています。
https://www.cdc.gov/tobacco/basic_information/e-cigarettes/severe-lung-disease.html
※2 呼吸困難、息切れ、胸痛といった呼吸器症状が見られ、また、嘔吐や下痢などの消化器症状、発熱や疲労などの症状がある場合も報告されています。
結局加熱式タバコがのぞましいと言うことらしい。
加熱式が一時期紙タバコより価格が安いと言われていたので比較してみた。
2020年10月改定後
セブンスター 500円
キャメル 450円
若葉 410円
エコー 400円
加熱式キャメル 500円
と価格はあまり変わらない。
タバコ代は高くなったものである。年金生活者には喫煙は無理な話である。
コロナ禍で家に居座ると酒やタバコの嗜好品が増えるが小遣いからの出費は相当なものになる。
ご近所の親戚の方がステージ4の肺がんで余命1年と宣告されていたがそれでもタバコはやめられず半年ばかりで亡くなられたと聞いた。
いっそJTはタバコ販売をやめればよいと思うが喫煙愛好家から総すかんをくらうのではなかろうか?