私は75歳直前の後期高齢者。
最近ネットや新聞をみていて読めない漢字に多く出くわすことが多い。
漢字が読めないので辞書の引きようがなく、手書き可能な電子辞書を買った。
それで手書きして一度読み方を確認後広辞苑で引き直す2度手間を行っている。
知り合いの夫婦の話であるが、夫の認知度を確認するため新聞の記事を読ませている。ええ加減な読み方をしていると言われているが読めない漢字に出くわしているのかも知れない。
年齢のせいで漢字が読めないのだろうかあるいは初めから知らなかったのだろうかよく解らない。
以前スペインに6年半も住んで日本語と縁のない生活をしていたため余計に日本語特に漢字が解らなくなっているのかもしれない。
4~5年前しばらく日系4世のペルー人に日本語を教えたことがある。
夫婦には小学校に上がる前の男の子がいて子供の教育に困るだろうと漢字のレジメを作って教えたことがある。
その時に知ったことは小学校で習う漢字は1026字で1年生では80字と学習指導要領に決められいる。小学校・中学校で習う漢字は2136字の常用漢字というらしい。
人名漢字はこれとは別に863文字もあるらしい。
常用漢字の他に当用漢字1850字があるらしいが、これは米軍占領時代にGHQが漢字が多すぎるので将来は漢字をなくすつもりがあったと書かれている。
2136の常用漢字だけでも完全には覚えていないのに、文字を書いたり読んだりすることから遠ざかるとますます漢字が解らなくなってしまいそうである。