新日本紀行「長崎街道」

 昨夜BSPの番組で新日本紀行長崎街道」を見た。

 番組の頭から見たのではないので完全には理解していない。

 長崎街道は長崎出島から小倉(常盤橋)までの228kmを1635年頃整備された。

鎖国時代西洋の唯一の窓口であった長崎出島に陸揚げされた西洋商品を江戸に運ぶ道路であった。

 当時の人々は1週間から10日でこの街道を通行したらしいが今では15~20日で完歩するらしい。

この街道はシュガー街道とも呼ばれ長崎に陸揚げされた砂糖を存分に使ったお菓子が生産されて長崎ではカステラ、佐賀ではボーロ(オランダ語で菓子)や羊羹発祥の地とよばれている。

 佐賀県出身の第8代総理大臣の大熊重信はこのボーロを大変好んだとも言われている。

 徳川吉宗の時代に長崎におりたった像がこの街道をとおり吉宗の前に姿を見せたことも史実らしい。

 今私が元気なら長崎街道を歩いてみたい。昔国道2号線40km歩いたことがあるので1日20kmならそんな難しいことではなさそうである。今は無理。