ヤフー記事で「田中良紹のフーテン老人世直し録(582)」の中に
「分科会の乱で見える菅政権のバタバタと政治の行方」の有料コラムを見た。
初回は無料。
昨日の読売新聞一面記事には岡山・広島「まん延防止」政府方針。
群馬・石川・熊本もとあり期間は16日から6月13日までとする見通し。
本日の新聞では北海道・広島・岡山の3道県に緊急事態宣言が追加発令される。
一方群馬・石川・熊本の3県には「まん延防止等重点措置」が追加適用される。
参考までに両者の差異は
緊急事態宣言 ステージ4感染爆発段階 幅広い業種に時短や休業命令 都道府県単位
まん延防止 ステージ3 感染急増 感染拡大リスクの高い飲食店など
休業要請はできない 市区町村単位
一夜にして政府方針が変貌したのはコロナ対策分科会が政府方針に挙って反対し
「まん延防止」から「緊急事態宣言」に変更となった。
従来は政府方針を分科会が追認させられてきた経緯がほとんどで、専門家の意見も参考にしたとの世情的担保として利用してきた。政府の行動に必ずしも分科会の意見が十分に取り上げられてきたものではなく都合の良いように利用されてきたのは国民の目にも歴然である。
では何故一夜のバタバタで方針が変わったのか?
それは政権の支持率の低下によると「フーテン老人の世直し録」には結語されている。
派閥をもたない菅政権には支持率が頼りになるらしい。
テーマにフーテンを取り上げたのは「フーテンの寅さん」でフーテンの言葉がわかったような気にさせられてきたが改めて広辞苑をひくと
定まった仕事も持たずブラブラしている人とある。
それなら私もフーテンである。