昨日は大相撲大鵬引退から50年記念日

 昨日大相撲のNHK中継を見ていて50年前の5月14日は横綱大鵬が引退した日であると昔の映像を映していた。

 当時「巨人・大鵬・卵焼き」の流行語がはやった時代でもあった。

 大鵬は1940年北海道生まれ。第48代横綱、幕内優勝32回と抜群の強さを物語っている。ロシア人の父親と日本人の母親の間に生まれたらしくその風貌は日本人とは異なった美男子であった。

 引退の記者会見では感極まったという表情と物言いではなかった。
 人柄を示すように低音で淡々と話しながら後輩の指導に励むと普通人の会話風に聞こえた。2013年1月に72歳でこの世を去っている。

 現在の大相撲解説者・北の富士勝昭氏は大鵬より2歳若いだけであるが同氏が入門時目標に掲げるような立場ではなく雲の上の人であったらしい。(北の富士氏は79歳・52代横綱で幕内優勝10回)の現在OBの中では輝かしい戦績をもつ元力士である。
 同氏はさらに千代の富士北勝海の二人の横綱を育てた人物で且つ男前で今風に言えばカッコよい元力士である。

 大鵬は女性に大変もてたらしく、大鵬の取り組みが始まると銭湯の女風呂ががら空きになるとの評判と言われたらしい。
 大鵬引退時のNHK実況放送では柏戸若乃花がゲスト出演しさらに解説者神風氏の動画も流れ自分自身懐かしさを覚えた。
 その20年後の5月14日には千代の富士が引退した。

 時代は流れ大鵬の孫王鵬が十両の関取としてデビューを飾っている。