2ヶ月に1回大相撲が開催される。初場所は東京国技館、3月場所は大阪、5月場所は国技館、7月場所は名古屋、9月場所は国技館、11月場所は福岡と大相撲は休む間もない。従って怪我や傷を癒す時間がない。
今場所は幕内に勢が帰り元大関照ノ富士が十両に復帰し雄姿をみることが出来る。
今場所は幕の内には休場者がいない。
大関の数が減った。栃ノ心はとっくに3役から陥落し高安は関脇で10勝以上で大関復帰の望をつなぐ。豪栄道はカド番、確かなのは貴景勝のみ。
初場所初日は鶴竜、豪栄道は初日を落している。
今場所注目されるのは朝の山、大栄翔であるが相変わらず人気の高いのは炎鵬で小柄な体で(令和の牛若丸)大きな力士を投げ飛ばす姿は国技館に詰めかけた観客の拍手喝采を呼んでいる。
東京場所だなと感じるのは土俵際の砂かぶりに詰めかけた常連の観客の顔を拝見できることで元気な姿を見て国技館になくてはならない風景とおもえる。たいていは向こう正面に座られている。それと常連の中にはご婦人方の相撲ファンが多い。国技館は連日満員御礼の垂れ幕が飾られ相撲人気度の高さが伺える。
白鵬の引退後の一代年寄表明をめぐり色んな意見が出ている。とくに立ち合いの間(自分の都合の良い時にしか立たない)、張り手、エルボーと横綱審議委員会で横綱の品格を注意するが禁じ手ではないのでと白鵬は改めることをしない。
それなら力士全員が白鵬戦に張り手、エルボーをやれば良い。が大横綱にそれが出来る訳がなかろう。
総理大臣に向け正面からやじを飛ばす以上の緊張感があるのかもしれない。
しかし大横綱だからと言って白鵬にしか使用が認められないのと同じ事でリスペクトと忖度が格闘技の勝負にあること事体がおかしい。
松鳳山や阿炎はその先駆けをやってほしい。
それが当たり前になって皆が同じ事をやって初めて勝負の平等さが認められる事になる。一代年寄以前の問題で相撲協会や横綱審議会もこの事を大いに奨励すべきではないだろうか?