さくらもももこの21世紀日記を読んで

 今日、ウクレレ教室の帰りに図書館に寄った。先日乳がんで53歳で亡くなったさくらももこさんのエッセイを探しに寄った。図書館の職員に場所を聞くと受付に10冊以上の本が並べられていた。読んでみたいと思う人は私だけではないと思った。

 「ももこの21世紀日記」を借りて自宅で読み終えた。

 2001年のももこさんの家庭の出来事が簡潔に書かれていてちびまる子ちゃんの漫画を連想してしまう。
 1ページは文章でその対となるページにはスケッチ(ちびまるこの漫画)が描かれて文章を補間する形で読み易く、肩がこらない軽妙な日記エッセイでたちまち読み終わってしまった。スケッチはカラーでこれが良い。

 息子さんは小学校の1年生の時代で母子の対話とお互いの思いが楽しく綴られている。息子さんは母親がさくらももこだと知らされてはいなかったとの事だが、いつ頃それを知ったのか現在は24~25歳の社会人であろう。
 さくらさんの文章の中で今年もシンプルな幸せを送りたいの個所は気に入った。皆そう思って毎日を暮らしている。
 非常に軽妙で漫画が挿入され大変読み易く、次回は纏めて借用したい。