森安J 強化試合最終戦を飾る

 来年1月9日開幕するアジアカップに向け、森保Jの最後の強化試合は昨夜キルギスを迎え行われた。キルギスFIFAランク90位(日本は50位)と格下相手であるが結果は4対0で完勝であった。
 キルギスはどこにある国かと疑問が頭をよぎる。中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家で人口572万人の小国である。周囲を中国・カザフスタンウズベキスタンタジキスタン・(トルクメニスタン)に囲まれた国である。

 アジアカップ予選リーグのグループFには、日本・ウズベキスタンオマーントルクメニスタンの中にいる。1月9日のアブダビトルクメニスタンと初戦対戦する。
ウズベキスタントルクメニスタン中央アジアのサッカースタイルでありキルギスと戦っておきたかったのであろう。

 さて試合は前半戦、杉本のアシストで山中の初ゴール、続いて相手GKのミスともとれる原口のゴール、後半戦少しゲームが停滞したが25分過ぎに投入した大迫のゴール、同じく前2列の南野・堂安・中島の連携で4点目ゴール。特筆すべきは新生前2列の動きは頼もしい限りで、中島はリズムにスイッチを入れる大活躍で愛知県の豊田スタジアムに詰めかけた大ファンをさぞ喜ばせたことであろう。
 森保Jの掲げた「新旧融合」の成果を見ることができた。選手層を厚くすることがもう一つの目標においた強化試合であったろう。選手はいつ怪我で退場するかも知れないがそれをカバーすべき選手層の厚さが必要になってくる。
 アジアカップも9年振りの悲願らしいがワールドカップベスト8進出を考えれば低い壁に思えてくる。(無責任であるが)
 怪我せずに頑張れ森保JAPAN。