尾道四季展出展、ブラック・フライデイ  

 昨日は冷たい風の中、青空が広がる天気の良い日であった。
 11月23日から尾道四季展の受付が始まった、千光寺公園内のカオリ館にF20号の油絵を提出する。
 出展料4000円を払いながら「年齢なのでこれが最後かな」と係り員に話していると、隣の出展者は「絵をやめないで下さい。私は86歳でまだ絵を描いています」と述べられた。
 出展料4000円は全国規模の公募展としては安価である。
 もう自分としては6回目実に12年の付合いとなり少々疲れ気味であるが、86歳のご婦人の言葉を聞いてもう少し頑張ってみようかと元気をいただいた気がする。
 絵の町尾道四季展は今年で18回(36年目)になり少しづつ色あせを感じる。公募展は年々応募者が減りつつ、グランプリ賞金が300万円から200万円に減額されいつ中止になるのか心配である。
 
 帰り途、EAONによりブラック・フライデイなる催しに寄ってみた。あまり聞きなれ言葉ではあるがとにかく安売りと聞いて中を覗くと確かに普段より人を多く集客している。
 黒色の掲示版にブラック・フライデイと掲げその下の商品棚を限定している。その価格が安いのかどうか主婦でないのでよく解らないが、お客様は棚の商品をひっくり返して物色している。普段の価格が不明なので店員さんに尋ねると普段より数千円も安い商品もあると聞いた。必要でないものまで価格の安さで誘惑されそうな催しである。

 ネットでブラック・フライデイの意味を調べると
  米国の感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日を言う。商店にとってはクリスマス商戦の初日にあたる日である。「ブラック」は買い物客の混雑または黒字を連想させる単語と記されている。結局は何も買わなかった。