日本国は馬鹿にされているのか

 ここ2~3日、日産の元会長ゴーン氏の有価証券報告書の過小報告で逮捕された件で国際的な問題へと発展しており過小報告の額が50~100憶とも言われている。ゴーン氏の1999年の日産の状況をV字回復させた論功褒章として約20年間日産・三菱のトップとして君臨してきたその漬けが逮捕へと繋がったと言われている。
 彼は他にもルノーの会長も兼務していたにも拘らず何故日産内部のみで悪行を働いたのか疑問が生じる。それは日本と言う国・日本人を甘く見ていた・つまりは馬鹿にしていると思われても仕方がない。ルノーのあるフランスは日本より優秀でそんな無茶をしたらすぐにばれると思ってのことなのか。
  ヨーロッパでフランス人の日本人への見方について苦い経験がある。スペインからのツアーに混じりパリを訪問したホテルでの出来事である。冷蔵庫の調子が悪いとフロントにクレームを申し出たところ英語もスペイン語も解らぬとフランス語で相手にしてくれない事があった。かりにも国際ホテルである。日本人とはっきりしているにも拘らずである。

 ヨーロッパでは国に暗黙の了解というか、国の序列らしきものがあると聞いたことがある。ポルトガルよりスペインは上位でスペインよりフランスは上位と言うことらしい。日本など工業国といえど文化的にはフランスよりはるかに劣った国と思われているのだろう。

 
 話は変わるが韓国の慰安婦財団解散、徴用工裁判と理不尽な国及び韓国人の態度には気分を害する。国と国が取り決めたことを平気で覆さす国の態度にはもうまともな付き合いは出来ない。世論が法律を支配する国は法治国家ではない。
 日産元会長ゴーン氏の問題にせよ、韓国の問題にせよ外交を得意とする安倍総理や外務省には国民が納得できる政治を期待してやまない。韓国問題に関して日本企業の韓国からの撤収やテレビの韓ドラ放映の自粛等民間にも出来ることはいくらでもありそうであるが。