発達障害の天才画家

 今朝早くNHKの総合テレビで「街並みを描くアーティストAJU」のタイトルで29歳の彼女の作品や生活を描写していた。
 実はこの番組を見るのは2回目であるが、興味深々で番組に見入った。
 彼女は大学1年生の時ペン画で新幹線N700系を描いたことが始まりで以後個展を開くまで絵を描き続けている。病院での給食作業を週5日ほど働き画業で生計をたてているのではない。
 彼女は自称発達障害で今でも対人関係関係がうまく行かないらしい。
 絵の話をすると大都会のビル等のある風景を描くのが得意で白地のスケッチブックに黒のボールペンかサインペンで考える間もなく描き続ける。一度見た風景は忘れないのか絶対に下描きをせず描く風景がイメージとして湧き上がるらしい。
 山下清画伯は点描画であるが彼を彷彿させる絵のスタイルである。
  AJUさんはやはり天才である。私は現場でスケッチと写真をもとに絵を描く素人スタイルである。何も参考としない描き方はすごいとしか言いようがない。
 絵にも個性があると言えばそれきりだが白と黒の世界は素朴で人の興味をそそる。ペン画は一発勝負でありその裏にはデッサン力のすばらしさが隠されている。
  今後の活躍を期待します。

 ネットでは「発達障害な画家Aju]を一度見られたい。

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