390人の韓国人と韓国関係者が無事本国に戻った韓国。
500人がまだアフガニスタンに残されている日本人はどうなるのか
■退避後に戻った韓国の駐アフガン大使館員ら 現地連絡のカギに
カブールに戻り、現地職員と抱き合う韓国のキム・イルウン公使参事官(韓国外務省提供)
韓国の駐アフガニスタン大使館の外交官らは、タリバンがカブールに侵入した直後、いったんカタールに撤収している。しかし、今回の現地職員らの移送支援のため、外交官ら4人が22日に再びカブールに戻った。現地職員らとの連絡やバスの手配など、韓国政府は彼らの早期投入が「何より重要だった」と評価している。 「必ず助ける」との約束通りカブールに戻り、同僚の現地職員と抱き合って涙するキム・イルウン公使参事官の姿は韓国メディアに大々的に伝えられた。キム公使参事官は帰国後のインタビューで「空港に行く途中でタリバンにバスを止められ、14~15時間、閉じ込められた」「全員を連れて帰ることができ、国家の品格と責任を示せた」などと振り返った。 一方で、現地の大使館員が国外退避した状態の日本のオペレーションが、より困難なものになったことは想像に難くない。
■有事対応 浮かび上がる課題
危険性の切迫度や邦人の人数規模もアフガニスタンとは異なるが、ほんの数年前まで朝鮮半島では北朝鮮が弾道ミサイル発射をくり返し、軍事的な衝突があり得るのではと緊張が高まっていた。朝鮮半島有事の際に、韓国からどのように邦人を救出するかは当時、大きな問題になった。 在韓国日本大使館などが作成した『安全マニュアル』を改めて開くと、化学兵器や核兵器による攻撃時の行動要領などに加え、国外退避についても書かれている。ただ、記載がある移動の支援はチャーター機の手配など“空港から先”のものが主で、“空港まで”の移動手段は自力が前提となっていることに改めて気づかされる。 今回、在外邦人や長年日本に貢献してきた現地職員らをスムーズに退避させられていないという現実はあまりに重く、浮かび上がった問題点を再考する機会にしなければならないと感じる。日本政府関係者によると、自衛隊はアフガニスタンからパキスタンに撤収した上です残された希望者の退避に向けた努力を続けるという。 1人でも多くの希望者が退避できることを願ってやまない。
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以上ネットでの記事であり隣国韓国と日本の対比が述べられている記事である。
日本政府のやり方は殆どがアメリカ政府と相談してから決める方針をつらぬいてきた。
一刻を争う時に日本政府の判断と行動力が必要な折パラリンピック・コロナと注意がそがれ事の着手が遅れたのではなかろうか?
コロナ問題を見ても全てが後手後手に回りアフガニスタン問題にも事の重大さの認識が欠如していたのではないだろうか?
今から水面下の取引でも何でもよいから早く全員を無事に救助されることを望む。