NHK地上波 ドキュメント番組72H 予備校

 昨夜11時頃ドキュメント番組・予備校を見た。

 予備校と言えども大学進学のためのものではない。

 社会の資格取得を目指す学校で年齢は30歳くらいが一番多く中では77歳が最高零である。

 一度社会を経験して目指すべき将来の職業に必要な資格取得のための予備校である。

 私の息子の長男もしばしこの種の学校に通った結果資格を得て現在は独立して働いている。私はこの間息子に一切の援助をせず働きながら学校に通ったのである。

 目的とする資格は司法書士が一番多いが難度は一番高く3%~5%の合格率だと言う。そのほかに公務員やら警察官・公認会計士とか色々である。

 長男いわくこの合格率は若干変動し国内で何人の司法書士が必要かでその率も決定されるというから受験者にとってはつらい話である。

 長男は司法書士ではなく少し合格率が高かったらしい。殆どの受験生は働きながら予備校で学んでいる。会社勤めをしながら後1か月で会社を辞めて受験すると言う若者もいる。受験生には覚悟が必要でそれさえ決まればまっしぐらで何度落ちようが諦めるまで挑戦は続く。

 このドキュメントを見て日本も捨てたものではないと思うと同時に受験生は大変だと思えた。と同時に都会にはこの種の予備校が存在するが地方にはない。代わりに通信教育があるが生の教師と書面での教えでは伝わり方が異なるのでは。自分自身もスペイン語の試験を受けたが難しい。4度目で諦めた。試験官は広島で自分が講師をやる学校にこないかと誘いを受けたが片道1時間半もかけて通う問題もあり断念した。この時点で年金生活を送っていたので根性なしと思われても仕方ないだろう。

 話は変わるが現在CAD操作の仕事の誘いを受けている。(自分も希望し過去に仕事をしたこともある)長期間空白があり実際にやってみて自信が揺らぎ迷っている。

  高齢者の仕事は過去に実績のある職種で間髪を置かずにやることがのぞましい。

  そういう事で現在頭を悩ましている。人間は長期的にもの事を考えてそれに向かって突き進む方が容易いのでは。