つい1昨日パリオリンピックで柔道女子52キロ級で絶対本命と言われていた安部詩選手があっと言う間に世界ランク一位のディヨラ選手に1本負けで敗退した。
問題はその後の安部選手の号泣について世評は賛否両論がわきおこった。
その一つとしてネットに出た一つの論評を張り付けておく。
私が懸念していたのは4年前か3年前のこと。
阿部兄妹が日本選抜後の記者会見で語ったことの中、
「二人で勝って世界にその強さを見せつけてやる。」
と言った言葉から危険を感じた。
柔道精神と方向が違うと思った。確か同選手は20歳かそれ以下なのかもしれないが加納治五郎先生が聞いたらどう思われただろうか?
いつか頭を打つことがあるだろうと思えた。そしてそれが起こった。技は世界1
かもしれないが精神はどうであったのか超ど素人の私が口をはさむことではないが試合後の号泣は世界中に発信され評価されたことであろう。
阿部詩選手はまだ23歳と若い。今から真の世界1となるべき心を鍛えてほしい。
世界中の人々がそれを待っている。
勝者は敗者の数万倍の涙を流す姿を見ているのだろうか。
昔巨人軍の松井秀樹選手がホームランを打ってダイアモンドを1周するときガッツポーズをとらなかった。その理由は打たれた投手を思っての行為だったと聞いたことがある。これが本当のスポーツマン精神ではなかろうか?