4月4日 読売新聞編集手帳から

 昨日まで大雨が1日中降っていたのと違い今朝は雨も上がり清々しい1日になりそうである。

 今朝の読売新聞の編集手帳から元NHKアナウンサー鈴木健二さんのことが書かれていた。氏は95歳で最近亡くなられた。今の若い人達には知る由もなかろうが、ベストセラー「気配りのすすめ」の一項に孤児院の世話係に頼まれそこで毎日全員の洗濯をこなす少女にあった。知的障害があり耳も不自由であったらしい。クラクションの音にきずかず少女は交通事故でなくなった。この幸せ薄い少女から学んだことがあり、それは人間一人一人に神様が他人にない素晴らしい才能を与えてくださっているという事である。

 と締めくくっている。果たして私に与えてもらった他人にはない才能とは何だろうかと思う。

 不適切投稿により弾劾裁判で裁判官罷免となった方がおられる。

 司法試験には万人が受からないのに神が与えてくれた才能をあたら不適切投稿で無にしたこの方もっと世の中の役に立つ事に使われたらと思う。

 

 

60年振りの同窓会に出席ん

普通電車で40分の福山駅に向かった。

会場は福山駅前のニューキャッスルホテルで会費6000円である。

1週間前に幹事から電話があって出席を確認された。案内をどこぞにしまいわすれたのかも知れない。

現在は足のしもやけで脚をひこずって歩いている状態である。

それはそうとして4年振りにJR電車にのるので券売機の扱いから頭を痛めていると親切な駅員が来て扱いを説明してくれる。もう私は完全に年寄真っただ中である。

会場につくと頭髪が薄いか白髪が殆どの77歳である。中には真っ黒いのもいる。がこれは染ていますと断っていた。

皆さんの近況を語るのから始まって殆どが病歴の話である。

胃の全摘や部分摘出の話も多いが前立腺手術経験者が一番多く感じた。経験者しか解らないが前立腺手術をすると勃起神経も取ってしまうので大変らしい。

そうでなくてもそれは関係ない話であるが機械課の卒業生は100名で退学になるものもなくその後19名死亡で同窓会参加者は19名であった。

来年も同窓会をやろうと校歌を歌って参会となった。(校歌は幹事が準備)

後振り返ったみると皆黒っぽい服にネクタイをしめていた。自分だけベージュ色のシャツを着ていて目立ったが同窓会は葬式ではないのでもう少し明るい服装でもよいのでは

NHK ドラマ 船を編む

何回目のドラマか明確ではないが船を編む(作三浦しおん)を見た。

難しいドラマであるが辞書を作る会社の仲間達のおりなす物語で楽しくみています。

最近日本語の語彙の意味を難しく感じることが多い。

そこで辞書を引く回数がだんだんと増えていく。

齢のせいだろうか?

辞書はそんなに度々購入することはない。1生の内1回か2回。現在はネットで調べればますます辞書は不用になる。

自分は電子辞書を使っているが読みが解ればすぐ辞書がひけるが読みがあやふやとか全く不明のときは漢字を手書きで記入してから候補を選び納得する段階でその点電子辞書は貴重である。

昔スペインのバスク地方に住んでいたときバスク語スペイン語を併用する人達を見て

新しい言葉をいかにしてバスク語に取り組むのかと不思議に思ったことがある。

政府にはそれなりの機関がありそれを解明流布しているのである。

船を編むは言葉の海を辞書の船にのって旅する意味があるのかも。

キャスティングも殆どしらない人達であるが見るたびに面白さに引き込まれていく。

 

BS 日テレホ・ジュンを見る

 ホジュンは現在みているのが再放送と思うが実は2回目のテレビ放映をみている。

1回目は完全にみてはいないが今回は毎日みている。

 韓国の宮廷医官の出世物語で一番底辺の身分から医療を学び王様の御用医師まで上り詰めたサクセスストーリーである。

 あらゆる不本意な逆境から医療を学び頂点に立つまでの苦労話とその置かれた環境から逃げられない状態での度胸の良さを売り物にした主役は現代の我々も学ぶべき点も多い。

主人公は1回目日本でんの放送中に交通事故に巻き込まれ亡くなっている。

 

最近ドラマで見るのは「NHKお別れホスピタル」とか「院内警察」とか病院内の不条理を取り上げるものが多くかつ視聴率をあげている。

 高齢化社会の矛盾に取り組む番組が増えているように思える。

 自分自身も他人事ではなく終活に取り組まなければと待ったなしでその波が押し寄せている。

 自分の最後は妻より先に逝くことと普通の最後を迎えたい。

 自分本意の言い方かも知れないがあまり痛がらず長く患わずすんなりお迎えのものに乗って行きたい。従って延命治療はもう必要ない年齢にきている。女優山本陽子さんのように前夜まで普通の生活をしていて亡くなったのはあまり他人に迷惑をかけず理想的な最後であったのでは。それでも最後に言い残すことはあったのだろうか?

 

くもをさがす読後

先週の土曜日ジャガイモ(メークイン)を35個植えた。

1個の種イモを2分割するので70個となるが我が家の家庭菜園は狭いのでジャガイモ畑になりそうである。

西加奈子氏のくもをさがすを読み終えた。

定価1540円をAmazon中古本で1000円で購入し2日で読み終えた。

彼女のエッセイで乳がんで両乳房を切除したお話でしかもカナダでの手術と言うことで大変お気の毒な事であったと思います。

自分も長くスペイン在中に一度だけクリニカにお世話になったことがありますが手術ではなかったので作品のような苦労はしておりません。

自分は8回か9回体にメスをいれた事がありますが術前後2週間は入院をした。彼女は術御3時間で退院を命令されたとありますが日本国内と比較にならない事だと思います。

私の手術は脊柱管狭窄症で2日目からトイレは自分で行けと言われましたが退院せよと言われなかった。この本を読んで各国医療事情がこうも異なるものかと感じた。

昨夜のNHKBS放送で久石 穣さんを紹介していた

「隣のトトロ」や「我々はいかに生きるか」のアニメ作曲家久石譲を紹介する番組を見た。

 氏は自分より4歳若い作曲家で現在世界中で売れっ子の音楽家である。

 スキンヘッドなので私よりハゲ具合を比較できないが随分若々しく見える。

ふだんアニメを見ないので氏の存在を良くは知らないが、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ウイーンと世界を駆け巡りコンサートを行う大活躍の世界的音楽家である。

 現在74歳と言うのに年齢を感じさせずコンサートで指揮をとる姿はすごいの一言である。

別本「70歳の取り扱い説明書」の中で楽器を扱えば脳の老化を防ぐ項目があった。

氏はまさしくその通りであろう。

 つい最近音楽家小澤征爾さんがお亡くなりになったばかりなのに日本にはまだまだ」世界に誇れる音楽家がおられると胸がはれる。

 音楽家で特に作曲家はあまり世の中で有名とは言えない中、友人の3男がアニメの作曲家であり先が楽しみである。

 昨日言語の本質とくもの巣を探すの2冊本(中古)を注文した。最近あまり本を読まないので楽しみにしている。

 いよいよプロ野球キャンプが始まった。解説者などが持ち上げるのは後数か月で又平年並みの評価に成り下がるにあまり時間はかからないだろう。

記憶にございません

最近の国会で文科省大臣が旧統一教会の写真などでその関連について質問され「私には記憶がございません」と何度も同じ回答をしていた。

この風景は数十年前のロッキード事件で承認喚問されていた当事者が同じ答えをしていた風景によく似ている。

大臣にもなって恥ずかしくないものだろうか、数年前の出来事が解らない御仁がそんな記憶力が悪いとは思えないが前にも後ろにも進めない哀れな姿をテレビで全国民にさらしていて。

本当は辞任したいのであろうが総理が辞めさせてくれないのが本当のところなのでは?

話は変わるが3日前の夜8時頃我が家に電話がかかってきてその対応に女房が四苦八苦しており電話を変わると私自身相手がだれかよく解らなかった。約30年ぶりの元の会社の同僚であった。早稲田卒や神戸大院卒のエリート社員で大学を出ていない自分が取りまとめ者として働いていたころの仲間であった。今神戸にきて酒を飲んでいて私を思い出し電話しているらしい。又3人が揃ったら一杯やりたいものですと言って電話は切れた。

30年前の事でも明確に覚えているのに記憶にありませんとは都合の良い言葉である。

本当のことを言って大臣を早く辞め楽になられたらいかがなものだろう。