高齢者とグランドゴルフ

グランドゴルフのバーゲン・セットで買ったがまだ一度もやった事はない。

クラブ、ボール、クラブ用袋で14000円とネットで宣伝していたので購入した12月の期日限定であったがまだ売っているからおかしいなーと思う。

ところで最近公園で高齢者達(自分も高齢者であるが)10人程度このグランドゴルフを行っている。よく知らないのでこれはゲートボールですかときくとグランドゴルフですと聞く。

友人のミカン狩りの友人に勧められて道具を買ったがまだやるかどうかは不明である。

道具が安いので買ったまでである。ゴルフを一度もやったことがないから。

よく似たスポーツにゲートボールやパークボールがあるがベテランの人に聞くと前者はティームプレイでグランドゴルフは単独プレイ、パークゴルフは空中を飛ばしても良いらしい。

グランドゴルフはコースにでると4000歩は歩きコース利用料は300円らしく高齢者で貧乏人の私にはふさわしいのかもしれない。

もう少し暖かくなればいつか行ってみたいものである。

令和6年を迎えて

本日は令和6年1月5日。

又今年も友人のミカン農園にミカン収穫に参加するつもりですが脚腰が弱りフレール一歩手前である。これを解消しようと夜な夜な20分程団地の中を歩いている。

 昨夜も9時に家を出て夜空を見上げるとオリオン座が美しく輝いていた。自分はその他の星座はよく解らないのである。この冬の夜空は澄んでいてほんと気持ちよくなるほど綺麗です。

 明けて1月5日は市立図書館に借りていた本3冊を返却に向かった。

 図書館にはまだ学校が休みなのか予備校生なのか若者が閲覧席を陣取って本を読んでいる。本の借用期間は2週間で多くの本を借れない。せいぜい3冊程度である。図書館の係員は自分が高齢者と思われて懇切丁寧に本のあり場所を教えてくれる。

 今回は芭蕉奥の細道紀貫之土佐日記である。

 色々ほんを探していると「すらすら読める土佐日記藤沢周平句集」と唯川恵の「恋なんて少し不幸ぐらいがちょうどいい」のエッセイである。

 唯川恵直木賞作家で初めて本を読む。作家の年齢は自分より9歳若い。最近は法律とか土木の本を読んでいるのでたまには柔らかい本も良かろうと。女性が恋愛に対する心情をどう思っているのか参考に思った。

 

三屋清左衛門残日録

 私はテレビ時代劇をみるのが趣味である。

最近では剣客商売藤田まこと主演)鬼平中村吉右衛門主役)無用庵(水谷豊主演)

それと三屋清左衛門(北大路欣也主演)残日録である。昨夜も第4作まで放送され今夜6時から2時間番組で第5作が放送される。いずれも再放送か再々放送かも知れないが何度みてもこのドラマは良い。

 彼は市川右太衛門の次男で間もなく80歳になる時代劇・現代劇の名優である。

 残日録は藤沢周平の作品で通常庶民を扱うのであるがこの作品では御用人で安定した経済力の隠居生活に降り注ぐ難問を解決していくストーリーである。

 藤沢作品のストーリーは今でもいくらでもあるような問題を取りあげそれに立ち向かう姿勢をとりあげていることである。それを北大路欣也が落ち着いた雰囲気で演技を行う2時間番組はたまらない。

 日本の名優達は82歳くらいで他界する人が多いが彼には是非長生きをして時代劇フアンを楽しませてほしいものである。

赤鼻のトナカイの歌詞

今朝は寒かった。

女房を仕事場に送って行くとき車内はー2度しかなかった。

昨日は滅多に飲まない正月用の酒を買った。

その日の夜その酒「山田錦」を少しばかり味わった。

女房はそれを見て正月用ではなかったのかと詰問する。

いいじゃないか滅多に酒を飲まずそれに自分で買った酒である。

酒を買う時白ワイン「シャルドネ」にしようか迷ったが「山田錦」に決めた。

 

クリスマスになると決まってジングルベルか赤鼻のトナカイの曲が流れてくる。

赤鼻のトナカイはウクレレの演奏初心者の登竜門でよく聞きよく演奏したものであるが不思議と歌詞をしらない。

 赤鼻のトナカイ

真っ赤なお鼻の

トナカイさんは

いつも皆の笑いもの

でもその年の

クリスマスの日

サンタのおじさんは言いました

暗い夜道は

ぴかぴかの

お前の鼻が

役に立つのさ

いつも泣いてた

トナカイさんは

今年こそはと

喜びました。

スペインのクリスマス

 およそ20年前に生活していたスペインでのクリスマスの思い出は。

現在サッカーの久保選手が活躍するサンセバスチャンから西へ約50㎞離れた人口2000人の田舎町デバに住んでいたころの話。

先ずクリスマスの12月25日はパン屋は1年に一度の休業をする。

隣近所から言われた事はパンを買う事を忘れるな。

であった。

 スーパーも1日だけと正月の1月1日 は休みであった。現在の日本の様に。

 クリスマス・イブには家族が揃い食事を行い、皆でミサに教会に向かうのが通常であるが。今は若者の宗教離れで夜は友人達とディスコに出かけ楽しむ。それで夜は9時までは家に皆と一緒に過ごすことが慣習として義務づけられているらしいが、それすら守られないと聞いた。

 毎日曜日のミサに教会に行く人は将来教会で働く人達だけで敬虔あらたかなカトリック教徒の国スペインでこれだから他はおして知る由であろう。

 日本も同じ事であろう。

 一人暮らしの自分に他から「クリスマスは一人で過ごすものではない」招待はされるが一人が良いのでお断りする。

 クリスマスを中心にスペイン旅行を計画される方は外した方が良い。

阪神球団の使うVAMOS(ばもす)とは

阪神球団の使うVAMOS(バモス)とは

応援団がよく口にするバモスは単純に言ってサ行こうである。

カープが来年から使うキャッチフレーズ「しゃ」と似ていると思う。

バモススペイン語であり阪神フアンの中で平気で使われているのは少々驚きでもある。

文法的に言えばスペイン語のIR動詞(行く)の1人称複数形である。

VAMOSの次に来る単語はA+動詞の原形でVAMOS A COMERなら食べようで。

英語で言えばLET USと同じである。

阪神の誰が言いだしたのか解らないがもし岡田監督なら「ARE」同様さぞ教養のある人だと思える。

まそれはそれとして、自分が悩んでいるのは「すごい」と「すごく」の差である。

日本人としてこの違いがよく解らずに齢を重ね恥ずかしい想いがする。

小学生でも知っているのに孫のいない自分には教えを乞う人もいない。

 

司馬遼太郎の街道を行く(肥薩の道)

 昨夜NHKBS放送司馬遼太郎の街道を行く(肥薩の道)を1時間番組でやっていた。

 ナレーター兼出演者は吉川晃司氏であった。

 肥薩の道とは肥後(現在の熊本)と薩摩(現在の鹿児島)を繋ぐ道である。

 薩摩は関ケ原の合戦で西軍が破れ少数の騎馬で破れかぶれにて家康の本陣を突破して薩摩に帰陣した。それ以降江戸幕府に対して鎖国的な体制と独立した文化を江戸後期まで培ってきたとある。 

 それ以前からも薩摩に対し秀吉の時代から目を光らせてきたのが加藤清正が築城した肥後(熊本城)であった。肥薩の道とはここから薩摩への道である。

 明治維新西郷隆盛中央政府に反旗を翻したのも熊本であるが田原坂は越すことが出来ず鹿児島の城山まで帰り自刃した。これ以降政府の体制派に武力で反対することは歴史上なくなったと結語していた。

  昨年夏ある手術を行ったがコロナの院内感染で自宅に留め置かれた頃司馬遼太郎の「世に棲む日々」吉田松陰高杉晋作を描いたものだった。司馬遼太郎作品を多く読んできたがこれが最後だったと思い返している。街道を行くの中にスペインのバスク地方まで書かれスペイン出発までにその歴史を読んだことがあるが素晴らしい作家だと思う。