弁護士 水木邦夫の残り火を見て

 弁護士 水木邦夫の「残り火」は妻がビデオを撮っていてそれを昨晩に見た。

随分前にも一度見たことのある小杉健治作のドラマである。

連続女性殺人の2転3転する犯人を追っかける老人の弁護士の活躍をドラマにしたもので2度見して内容は忘れていながら面白くみた。

 妻に先立たれた老弁護士はすでに引退を決意していたが無理やり冤罪事件の解決を頼まれて担当したストーリーである。

 私は内容よりもサブタイトルの残り火が気に入った。

一度は引退を決意した伊東四朗扮する老弁護士の心の中にあったのは「残り火」であったのではなかろうか。

 年寄はすべてを解決して楽に死を待てるわけではなく自分のように町内の難題をおしつけられ弁護士事務所や裁判所に通う仕事をまだ持っている。

 来年初めから本格的に活動する予定である。

 このドラマを見てまだまだ前を見て生きなければならないと思った。

 今朝の大谷翔平ドジャース入団の記者会見でもそう思った。

若いから何の不安もない筈もないが向かっていく精神こそ老若男女に課せられた使命なのだろう。なにより彼のすがすがしさが日本人の好青年の表情を見させてもらったような気がする。

 

嫁に食わすな・・・・

 嫁に食わすな・・秋茄子(秋なすび)とはそれほど美味とは思われないが古き昔の食糧事情は現在とは違うのであろう。

 近日知人から紅マドンナをもらった。見た目はジェリー状で甘さが応えられないめずらしいミカンの1種であった。その時点でこれは「嫁に食わすな」相当品と気が付いた。

 家でも紅マドンナとは言わず「嫁に食わすな」と女房に教えた。

 女房は何の疑いもなく「嫁に食わすな」と呼んでいる。

 近くのショッピングモールで紅マドンナの価格を見ると中玉2個で800円近くの高級フルーツだと解った。

 今朝、若いヤクルトレディに嫁と言う言葉を身近に使うものかと聞いてみると、しばらく頭をかしげてあまり頻繁には使いませんし、否定的な言葉として「うちの嫁は」と言われるのはあまり好きではありません。と言っていた。

 現在ほど核家族化して夫と妻の関係は嫁・姑の関係を完全にしのいでいるに違いないのであろう。いずれ使われなくなる前に「嫁に食わすな」を思い出してほしい。

 最近のニュースは大谷翔平の10年間ドジャース1000億円越えと自民党の安部派による政治資金パーティ収入の裏金疑惑であろう。

 安部元総理は数年前に現職を辞められしかも亡くなってからも痕後統一教会や裏金疑惑で名前を彷彿させる人物はいないだろう。

 自民党は長過ぎた安倍政権で良き時代を送ってきた人達は新しく生まれ変わるべきではないのだろうか?

 

 

 

 

歯磨きと排尿の関係

 毎日ではないが洗顔時歯磨きをすると排尿したくなる、

 幸い洗面所とトイレは近くにあり事なきを得ている。

 この2つの事柄は生理的に何か影響があるのかも解らない。

それで歯磨きをする前にはトイレに先に行って用を済ませての順をとるが時々これを忘れるからいけない。

 それとは関係ないが私は1年前から入れ歯の生活をしている。

 入れ歯とは実に不自由なものである。朝歯磨き後入れ歯を入れ寝る前には外す行為が必要となる。つけたまま寝るのは眼鏡をかけたまま寝るのと同感覚となる。

 自分の入れ歯は上半分のみでほっておくと重力の関係で落下してしまうから入れ歯安定材をつけてその位置を保っている。他人様には解らない苦労である。

 女優の樹木希林さんが生前に入れ歯の姿を見られるのは裸を見られるより恥ずかしい事である。と言っておられたのを思い出す。入れ歯を外すとまるで人相が変って見えるからだと思う。

 現在ではインプラントという歯の歯根にメねじをいれて入れ歯を保持する方法もあるらしいが100万円もかかると言うので私のような貧乏人には手がでない。

インプラント処理しても歯根が割れたりして結局は従来の入れ歯に頼ることになりかねないとの話も聞いたことがある。

 江戸時代の昔の人は入れ歯をどうしていたのだろうか? 材料はツゲを利用していたらしいが庶民一般のためではないだろうと推測できる。

 良い歯科医は簡単には抜歯をしない。

 歯を抜くことが治療として一番簡単なことであろう。

 昔スペインで生活していた頃に聞いた話では抜歯に治療費は不要と言われていた。それほど歯の治療は抜歯が一番手っ取りばやく後の予後も必要ないからだと思う。

 自分の経験からすると歯のメンテナンスが悪かった上にヘビースモーカーが重なったのだと反省している。今の若い人達はタバコと歯の健康をよく考えてほしい。

ミカン収穫作業応援8割かた終了

 元の会社の同僚が保有するミカン農園の収穫作業が大方8割終了したのは先週の土日であった。総勢6~7名でミカンの木にさばり朝9時から午後4時まで収穫作業を行っている。これで3回目である。

仲間は元の会社の同僚でボランティアで集まる集団である。

 私の除いて皆イケメンで子宝・孫宝に恵まれ悠々自適な生活の合間にお手伝いに現れる。イケメンではあるが難を言えば皆皆後期高齢者

 ミカンは種類が多く全部は覚えられないがイシジ・ハレひめ・はるみ等多彩である。

 皆馬鹿を言いながら(馬鹿を言うのは自分だけかもしれないが)ワイワイと口と手を動かして午前・午後各1回の休憩をはさんで作業する。

 このボランティアはもう十年以上は続いているが、自分は4年前・3年前に脊柱管狭窄症の手術、2年前脱腸の手術と術後の横着からあまり体を動かすことはないので結構苦痛であるが、皆が気を使って楽な仕事を与えてくれている。

 今考えるに中々良いメンバーに恵まれミカン狩りの他に年間通じてグラウンド・ゴルフを楽しむらしい。進められてクラブ購入を申し込んだ。日々運動不足が続く自分には良い事かも知れない。長く続くかどうかは心配である。

 2週間前に応募した市美展は見事落選をした。

 

 

 

三原市美展応募用絵画完成

 今日、明日が三原市美展の応募の締め切り日である。

約1か月前にF30号の尾道風景画を完成させていたが何だか絵がつまらなくなって

途中やめしていたF20号の別の場所の風景画に手を付けたのが1週間前。

結構忙しい1週間であったがもう諦めの気持ちで筆を置いた。

 1昨年前同市美展で奨励賞受賞したがそれで絵は辞めるつもりであったが、どうした事か絵を再開することにした。

 自分の世界で絵を描くよりも作品は他人様に見てほしいのが絵描きの素直な気持ちである。

 絵は何を描くかが一番大きな仕事でそれを間違えれば結果は酷いことになる。

 30号の絵は10年くらい前に東光会に出展した100号の大作で入選したもので材料はあった。今回は30号上にコピーしたものでキャンバスの大きさと絵の印象は随分異なる。

 100号のキャンバスのサイズは130㎝X162cmであり、30号は73cmx91cmの大きさである。さらに20号は61cmx73cmと手ごろ感がある。

 その上額に収めたあと運搬は20号が丁度良い。

市美展・県美展にはサイズに制限があり最大50号であるが高齢者となった今持ち運びに苦労するため20~30号が適切と思っている。入賞を狙うには50号が良い、大きい絵にはかなわない。

 現在の20号の絵は描く前には後2割程度の作業が残っていると始めたがなんと半分程度ある。それを1週間で終えるのは難しい。

 この20号の絵は従来の絵と異なり絵を壊すことに心がけた。スペインで絵を習った先生曰く絵を壊しなさいと盛んに言われたことがある20年経ってから思い出したようにその画風に挑戦している。

 市美展の受付は今日・明日の午後からであるが自宅に絵を置いておくと諦め悪くいくらでも加筆しそうなので早めに持ち出そうと思っている。

大相撲九州場所9日目

 九州場所9日目 4年振りに幕内へ帰ってきた友風。

友風28歳、184㎝182kg。

4年前の相撲で向こう正面側に落ちて脚に負傷してから4年が経過した。

自分はこの時の取り組みをテレビで見ていた。転倒したわけではなく右足で着地した風に見えた。それが4回の手術・リハビリと大けがになったらしい。

当時は前頭3枚目で今場所は14枚目で再入幕、今日までの成績は5勝4敗。頑張れ友風、何とか勝ち越して欲しい。

九州場所の序盤は場内大分空席が目立ったが最近は満れい御礼の垂れ幕が降りている。

 

九州場所と言えばいつも和服美人が決まった場所で観戦されている。

経済てきにも負担は大きいと思うが貧乏人のいらぬ心配であろう。

 但し和服美人と一口で言っても多くのご婦人が対象となるのでよく解らないであろうがこの方は数年前からほぼ同じ場所で観戦しておられる。

 場所の始まりには貴景勝の連続優勝・横綱昇進が騒がれていたが本日で6勝3敗と昇進はかすんだ気がする。平幕では熱海富士の活躍が希望を与えてくれる。