三原市美展応募用絵画完成

 今日、明日が三原市美展の応募の締め切り日である。

約1か月前にF30号の尾道風景画を完成させていたが何だか絵がつまらなくなって

途中やめしていたF20号の別の場所の風景画に手を付けたのが1週間前。

結構忙しい1週間であったがもう諦めの気持ちで筆を置いた。

 1昨年前同市美展で奨励賞受賞したがそれで絵は辞めるつもりであったが、どうした事か絵を再開することにした。

 自分の世界で絵を描くよりも作品は他人様に見てほしいのが絵描きの素直な気持ちである。

 絵は何を描くかが一番大きな仕事でそれを間違えれば結果は酷いことになる。

 30号の絵は10年くらい前に東光会に出展した100号の大作で入選したもので材料はあった。今回は30号上にコピーしたものでキャンバスの大きさと絵の印象は随分異なる。

 100号のキャンバスのサイズは130㎝X162cmであり、30号は73cmx91cmの大きさである。さらに20号は61cmx73cmと手ごろ感がある。

 その上額に収めたあと運搬は20号が丁度良い。

市美展・県美展にはサイズに制限があり最大50号であるが高齢者となった今持ち運びに苦労するため20~30号が適切と思っている。入賞を狙うには50号が良い、大きい絵にはかなわない。

 現在の20号の絵は描く前には後2割程度の作業が残っていると始めたがなんと半分程度ある。それを1週間で終えるのは難しい。

 この20号の絵は従来の絵と異なり絵を壊すことに心がけた。スペインで絵を習った先生曰く絵を壊しなさいと盛んに言われたことがある20年経ってから思い出したようにその画風に挑戦している。

 市美展の受付は今日・明日の午後からであるが自宅に絵を置いておくと諦め悪くいくらでも加筆しそうなので早めに持ち出そうと思っている。