柿2個で54万円と麻生太郎財務大臣

 今朝早くテレビで桐箱に入った富有柿が2個で54万円の値がついたと言っていた。
この富有柿を誰が食べるのかと疑問を持つ。540円なら思案の対象になるのだが。
最近の果物の価格は高級志向が強く庶民には簡単に口には入らない。しかもこれら高級果物の糖度が高く糖尿病の自分には2重の問題で一層食卓から遠のくのが現状である。

 結局、この柿は富裕層しか食べられない富裕柿である。日本を代表する富裕層とは財務大臣麻生太郎氏であり、資産5億円と言われているが柿が好きかどうかは解らない。

 麻生太郎氏(78歳)は外務大臣河野太郎氏(55歳)に「もっと常識を磨きなさい」と言ったとか言わなかったとかでネットを賑せている。貴方には言われたくないと与党内でも声があがっている。
 安部3次内閣改造での麻生太郎氏の財務大臣・留任についての世論調査の結果、6割超が辞任要求をしている。でもそうしないのは安部総理との強い絆というか、森友問題で強い貸があるからだとも言われている。
 さらに庶民の意見で麻生太郎氏は何故あんなに偉そうな態度に見えるのかと言う疑問を持つ。麻生太郎氏の母方の祖父は敗戦後の窮状を救った吉田茂総理大臣で由緒正しい血統の持ち主であるから一般国民とは異なる雰囲気が自然と出てくるのでは。

 麻生太郎氏個人の経歴では2008年に総理大臣就任1年後退陣を余儀なくされた経歴の持ち主である。各種政策の中でもリーマン・ショック後に、国内の景気回復対策を加速させる他・財政出動を渋る米国の態度をかえさせ一躍世界の麻生として踊りでた。この自信がパナマ帽をかぶり一見マフィア風にも見えるファッションで世界の経済の重鎮を演出しているのだろう。

 国内では財務省次官のセクハラ問題・森友学園の公文書改ざん事件等に見るように大臣自らの責任にはふれない新しいスタイルの責任回避の方法を世に示したことになる。アメリカのトランプ大統領しかり、麻生太郎氏ももっと常識について勉強されてはいかが?