高級食パンを買う

 昨日、”乃が美””の食パンを買って試食した。
 尾道駅前の中国銀行のすぐそばにある。
 行列などはなく店の前に駐車するとすぐさま買い物が出来る食パン専門店である。
 パンは2斤で864円。
 きめ細やかなのが特徴で、味はクリーミーと感じた。しおりに日本一とあるがきっと売上なのであろう。卵は使用せず最高級カナダ産100%の小麦粉を利用し焼かずに美味しく食べられることにこだわったパンらしい。
 常日ごろ朝飯に食パン(ヤマサキ)を食べている。1斤81円。
 カロリーは290kal /100gとヤマサキとほぼ同じである。

 自分は糖尿病対策で消費カロリーを下げるためヤマサキパンの6枚切りを半分を常食している。あまり食道楽ではないので何を食べても美味しくいただくだけの話であるが。

 長く滞在したスペインでは食パンはあまり記憶にないが、確かサンドイッチ用に食パンがあった気がする。ほとんどが長細いバゲット(フランスパン)を家庭でもレストランでも食する。従ってトースターも使ったことはない。
 他にはクロワッサンやクリームパン程度の種類しか見たことはない。

  日本の食パンの歴史番組を見た事があるが、明治時代と思われる頃絵のデッサン画の消しゴムかわりに使われていたらしい。

  米食のかわりにパンを食べる欧米人にはパンは毎日欠かせない。それで1年中パン屋に休みがない。ただし12月24日クリスマスイブは特例であった。

 日本人にとってみれば朝食は湯気の中、暖かいご飯に味噌汁がたまらない。

 何故パン食が流行るのかは準備する側も食べる側もてっとり早く出来ることにあるのかな?
 今高級食パンの店が全国に展開しているらしいが、和食の良さを世界中に紹介する時代、安い食生活に高級食パンが必要なのかは疑問である。