朝ドラ3本

我家のNHK朝ドラは午前7時15分からのBS放送で始まる。

最初は「おしん」でその次は「スカーレット」である。さらに午後4時20分から地上波放送の30分間は「ゲゲの女房」である。

おしん」は30年前に放送された明治・大正・昭和を生き抜いた東北女性をモデルとしたいわずもがなの苦労人話の再放送である。
 何故このドラマを見るのかと言えば放送された30年前には仕事にでかけ朝ドラなど見る暇はなかった。昔の朝ドラは1年間の続きもので少々長すぎるきらいもし、さらに暗すぎ現在の世風にはあってない気がする。ただ女房の好みなので仕方がない。画像もテレビの進化なのか昔のものは色彩や明度も現在のものより大部劣っている。

 「スカーレット」は現在放送中の正真正銘の朝ドラでストーリの先を全く解らずにみているので興味深い。これもまた女性の苦労話から陶芸人に立身するストリーでヒロインの負けん気が見る人に元気を与えている。私の女房も苦労人で苦労をさせたのは自分であるが、結婚当時苦労をさせないとか幸せにするとか言った覚えはない。

 「ゲゲの女房」は夕方に一人で見て楽しんでいる。もっとも一般的なそして大人向きの朝ドラである。松下奈緒向井理の夫婦役が昭和初期の人間関係をうまく表現している。漫画家水木しげるの半生をえがいたストーリーであるが、これまた貧乏生活から始まるが、見ていて安心感を与える朝ドラと思える。

 以上朝ドラ3本は来春には姿を消し新しいものが現われるが楽しみである。