隣近所の付き合いは難しい

 今日近所に頼み事をしたらケンモホロロに断られた。

 30~40年も近所に住んでいると言っても距離が近い、同じ空気を吸っていること位で挨拶をしてもまともに返ってこないような付き合い方である。こちらが悪いのかも知れないが。

 恐らく日頃からあまり物を言わなければいざという時に頼み事などされないだろうとの見立てからであろう。

 なんと寂しい付き合いである。

 親の背を見て子供は育つので子供の時代に代わっても変わり映えはしないだろう。

 昭和の時代の付き合いかたはそれなりに長所・短所はあったが助け合い(互助)の精神は随分あった。今の世の中のように団地ができて知らない人達が移ってきて集団生活をするので閉鎖的に窓を閉めればお付き合いの程度は想像できる。

 最近の多くの事件を報道で知ると先ずは近所付き合いがまともに出来ない家庭に問題が多く生じているのではなかろうか。

 夏の日にバンコを出して親達が将棋をさしその周りを子供達が翔りまわる昭和30年頃が懐かしく思われる。