学童崩壊

 2~3日前NHKの番組で学童保育の実態を紹介していた。

 学校の授業が終わりその後の生徒たちの面倒を見るのが学童保育だそうで自治体によっては希望する家庭を断ることなく150名をこえた児童の面倒をみている。

 担当職員は管理スパンを超えて限界であると嘆いていた。

ちなみに騒音計で計測すると92dbでとてつもないやかましさである。

 この状態で宿題などやれたものではない。

振り返ると我々自身70代後半には学童保育の用語など聞いたこともない。

 学校が終わると帰宅後友達と思い切り遊ぶのが日常であって、母親は専業主婦で家にいても気にもしない日々であった。

 当然ながら私達の子供達も学童保育を知らない。

 祖母や近所の人達が子供の面倒をみていた社会であった。

そのころ妻もフルタイムで働いていたが、子供の事で悩んだことはない。

現在は母親はどういう形であれ仕事をしなければならない。

 総理大臣は異次元の少子化対策を行うと言っているが高齢者を有効に使用することも考えてはいかがか?