光陰矢の如し

 最近高齢者の我が身に時が経過するのをとても速く感じる。

 特に週末の土曜・日曜日にはあれ昨日土曜日であったのにと思う日を多く感ずる。

 高齢者になると暦が1日飛びに早くなるのだろうか。

 若い頃にはやる事が一杯あっていつも何かに追われている感じで月日が経過していたが、高齢者になるとそうそうやるべき事が多くはない筈。
 しかし時の流れが速いのは何故だろうか? 黄泉の世界にころげ落ちそうな状態に入っているのだろか?

 お正月が近づき仕事を持つ妻にかわって少しでも手助けになればと思いやると妻からはいらぬ事手間が増えて困ると愚痴を聞く。

 最近のニュースとしては17年も使用中の冷蔵庫の買い替えで機種選定から家電販売店の決定さらには家屋への搬入ルート決定と冷蔵庫にふりまわされていた。業者の下見にて三菱電機470Lの冷蔵庫に決定した。

しかし現在半導体不足により冷蔵庫の搬入は来年2月はじめとなるらしい。
代金は昨日納金したが。

 次なる問題は親の住んでいたつまりは実家の処理問題で登記簿を探しそれからどうするのか来年は大きな課題となる。本件は子供の世代には残されない自分達の仕事である。

 そう言えども今住んでいる家の洋間の床のふやふや問題や電気温水器買い替えや玄関の庇延長などまだまだ多く残っている。

 自分の存命中に妻に面倒をかけたくないのでぼつぼつ来年にも頑張ってやろうと思っている。

 そんな中最近の楽しみは「人事の日本史」の読書で楽しく過ごしている。日本史特に聖徳太子の時代から現在までの登場人物は切り口の異なる人物像を興味を持って読んでいる。

まだ2/3程度であるが負け組故の人気者「平の将門」などは中々興味のある史実で日本人特有な生きざまを紹介している。ひょっとして自分自身もこの将門のような負け組であったのだろうかと。

 寒さの続く毎日であるが自分の居室の窓のカーテンを一杯に開けて太陽光線(遠赤外線)の中での読書はしばし時間を忘れての至福の時なのだろうか。