水戸黄門の時代に遡り

 関西電力の金品を差し出すシーンに菓子箱の下に金貨を隠して渡したとは、水戸黄門の悪代官にわいろを渡すシーンを想像する。ただし今回はどちらが悪代官なのか真相は闇の中に。主役はこの世にはいない人なので死人に口なしである。

 関西電力の役員は断ると恫喝されたの一点張りである。しかも主役の元助役の関係する団体や会社には110憶円の契約受注していたと言われるから関電が便宜を図ったと思われてもしかたないことである。
 入札で工事受注がなされたのではなく特命であったらしい。
 金品の受け取り拒否に対し恫喝されたくらいだから希望する受注にならなかったら恫喝どころか何があったか素人でも想像はできる。それを適切な処理で行われたといい訳するのには相当無理がある。

 今回の問題の発覚がどうして行われたのかしらないが、もし世間に出なければうやむやになったのではないか?役員一同?皆損をしているわけではないから。私だって数千万もらえれば言い訳をしっかり考えて表沙汰にならない限り沈黙を守るであろう。