福山市神辺城に行く

1昨日、福山市神辺町に位置する神辺城(歴史的には村尾城)に登った。

正確には福山市神辺歴史民俗資料館である。

国道313号線を北上し神辺高校の南側の脇道を登る。

山頂近くに城郭のような建物を見ながら登っていくと実はこれが神辺歴史民俗資料館である。この場所が紅葉山と言うらしい。

頂上近くに吉野山公園がありもう少し上ると駐車場があらわれる。

そこで下車すると歴史民俗資料館と反対側に神辺城登り口が見える。

少し迷ったが脚力に自信がないため歴史民俗資料館に決めた。

民俗資料館はコンクリート製で城を思わせる建築物でそこからの神辺平野を見下ろせる唯一の場所だと思えた。

神辺城を歴史的に見れば1335年頃後醍醐天皇から備後の守護に任命された朝山次郎が紅葉山に神辺城を築いたとされているが後の1443年山名氏により築かれたのが始まりで大内氏と尼子氏の戦いからさらには毛利氏の時代へと移り備後の国の要所として幾たびかの合戦が繰り広げられたらしい。

江戸時代になると福島氏に近世城郭として整備されるが福島氏にかわり水野勝成は新たに福山城を築き神辺城をは廃城した。丁度今年が福山城築城400年に当たる。

神辺城に昔大昔に一度訪ねたことがあるが記憶が定かではない。

福山城から西には三原浮き城がありさらには東広島の鏡山城が西からの攻撃に備えていたのだろう。

下山途中で気が付いたのだが道路わきに植えられた草木はアジサイでもう少しすると満開を迎えるだろう。