今年の夏野菜は終わりが速い

 今年は「生命に危険を及ぼす暑さ」と言うことで、エアーコンの利用を報道は呼びかけている。

 家庭菜園は自然に滅びても仕方がないのかも知れないが、夜の水やりを欠かさず行ってもその終わりが例年よりも1ヶ月は早い気がする。顕著なものとしてゴーヤである。沖縄育ちで暑さに強く、グリーン・カーテンと呼ばれ家々の遮熱対策を考えて植えたゴーヤが何となく元気がない。

 雨が降らないからである。この前の台風12号で降った雨のおかげで生き返ったようなゴーヤの葉は2~3日水をやらなくてもしおれた姿を見せなかったが、ここ数日の夕刻にはもう終わりかなと思うほど元気がない。

 野菜はもともと畑に植えるものでその水やりは自然の雨に頼るケースが多い。家庭菜園と異なり、水道を畑に引けることは稀で且つ大量の水を与えるのも難しい話だと思う。昔から言う雨乞いの意味がよく解る。そして最後は野菜価格の高騰に繋がる。すでにそうなのかも知れないが。

 我家の菜園は、キュウリが終わりに近づき、例年秋ナスと言われるがモンシロチョウのため葉はぼろぼろで終わりかな。ピーマンも何故か終わり、後はミニトマトが細々と生きている感じで残るはゴーヤ。夏野菜の終わりは例年より1ヶ月は早い気がする。