猫について 

 今朝のBS放送NHK)で岩合光昭の猫番組を見た。
 世界中の猫事情を伝える番組である。
 私は猫派ではなく犬派に近いほうであるが、もともとペットを飼った経験はない。
 いぬ年であるから猫が嫌いということでもあるまいが。家庭菜園をしているので、種や小さい苗を植えた直後の菜園に入って畑を荒らしまわるので自分にとって、猫は天敵である。猫が入ると棒を持って追い回すから私の顔を見るなり逃げ回り寄り付かなくなった。その上猫除けのフェンスとネットを設けたり対策も大変である。
 住宅団地で家庭菜園をやられる方は同じ思いをされた方々も多いと思う。

 随分昔、近所に野良猫に餌をやられる方がいて、飯時には30匹ぐらいが集まって飯をねだる風景にはぞっとした経験がある。
 妻の実家では犬・猫両方を飼った経験があるそうだが、上下の区別が出来ない猫は嫌いだそうだ。
 犬は盲導犬とか警察犬・番犬とか人間の役に立つから好き嫌いの対象になるのかも知れないが、猫には人を癒す力があるのだろう。
 最近の犬は小型化しやはり人を癒す傾向の猫化をしているような気がする。
 子供達が小さい時捨て犬を拾ってきて飼うことを懇願したことがあったが、我々夫婦が共稼ぎのため許可しなかった事がある。

 この年になると、どちらかを飼っても良いと思うが、自分が先に逝きそうで残すのも哀れで決心がつかない。妻は私が亡くなったら犬を飼い私と同じ名前をつけると言うからこらえてくれと思う。次回はスペインの猫事情を書いてみたい。