間違って木を切る

 我家の狭い庭と道路との堺にヒイラギを20本程植えていたが数年前繁り過ぎて風通しが悪くなりその半分を間引いた。木の大きさは高さ1.5m直径は10㎝程度。
 ブルーベリーをその前に植えたためその裏手になる場所の草の処理が難しく、そばのヒイラギ1本を切ることを決めてから早1ヶ月が経過した。

 それが2日前の事、電動のこで切った。
 よくよく見ればその木は目標とした木の1本手前の木であることに気づく。
 間違ってヒイラギ1本を切ってしまった。これでは木を切る意味がなく目標としたもう1本をも切った。

 思い違いはだれにでも起こることだが、電動のこによる切断は直径10㎝でも高々5分もあれば完全切断をしてしまう。ちょっとチェックを入れれば間違いは起こらなかったものを。
 自分の家の庭木で良かった。他人の家の木なら取返しのつかないことになっていたことだろう。

 高齢者の運転事故が多く取り扱われるが、こうした小さなことはいくらでもあるのかも知れない。その理由として目が良く見えない、耳が良く聞こえないなど注意を促すセンシング機能が少しづつ失われていく事が原因なのだろうか?