永六輔著 大往生を読んで

 昨日は気温28度で菜園のキュウリは大きな葉がしおれてもう枯れるのではと思った。

 それでもプランターに一杯水をやり深夜に様子見すると少し葉が元気を取り戻していた。今朝はキュウリ、ミニトマト共にいつもと変わりなく葉に緊張感を見た。

 今日の広島地方は最高気温30度と真夏日になると予報していたため、朝の水やりは夏スタイルでしっかりと行った。
 1ヶ月前に植えたゆすら梅に赤い実が一つだけなっていた。移植後来年に実をつけると聞いていたので「アレっ」と思った。
 3週間前にアマゾンで購入した中古本「永六輔の大往生」を読み終えた。

 中古本なので定価74円送料257円の合計331円の本故か途中読んだり休んだりして朝の野菜水やりを終えてユックリしながら読み終えた。

 何故永六輔なのかと言えばNHKのサラメシかどうか記憶が定かではないが、永六輔氏の家近くの定食屋で常食としていた朝食のレシピを実演を見たからである。

 忙しい彼のためのレシピとは

  目玉焼きに醤油を少したらし砂糖も加えて半分重ね折にしてご飯の上に乗せかき混ぜて食べる。忙しい仕事の合間に永六輔氏らしい食べ方をしていたと定食屋の主人が語っていた。

 そんな関係でアマゾンの本の中で氏の「大往生」を見つけた。

 少し文字が小さいがハズキルーペをかけて読んだ。
 氏は1933年浅草に生まれ作詞家や脚本家等々いわゆるタレントとして大活躍をした方である。作詞は

  上を向いて歩こう

  遠くへ行きたい

  こんにちは赤ちゃん

  幼なじみ

  夢であいましょう

  見上げてごらん夜の星を

  いい湯だな

  女一人

  ともだち

  筑波山合唱団
   中村八大さん、いずみたくさんとの作曲で多くの流行を生んだ方である。

  この本「大往生」を読んで感じたことは誰であれその最後を感じて死ぬるものらしい。皆はじめての経験なので死をドキドキして感じその2~3日後にはなくなる。
 永六輔さんは浅草の最尊寺の長男として生まれ60歳の時父親の死を迎える。
 この体験が死ぬことを深く考える機会を与えてもらったようである。死ぬなら癌が一番良いとも言っておられる。死を迎える高齢になって何ができるかは子や孫達に死を見せることである。

  私は何で死ぬのだろう。
  昨日あたりから腰痛がひどく夜中にトイレに行くのに苦労している。
  総合病院でもらった痛み止め「トアラセット配合錠Me」を朝食後飲んでいたが昼過ぎになるとその効果は消えてもう一錠追加する。
 糖尿、心臓病、脊柱管狭窄症など多くの病気持ちであるがおそらく心不全で往くのであろう。