10月27日のNHKクローズアップ現代「助けて・・・」と言えない路地裏に立つ女性たちの番組をみて思う。
つい2~3週間前のニュースで賑わした新宿歌舞伎町の街角に立つ女性が逮捕されたのは中学校の教師であった。
今回はその話とは全く別で生活するための手段でコロナ禍だけの時期ではなくもう立ち続けて10年になる女性もいる。
お客に声をかけ1回1万円~3千円のお金でホテルに同行して体を売る女性たちを取材したドキュメント番組であった。
中には子供もいて他人に預けて商売をする人たちもいる。
そして40歳を過ぎながら将来を憂う人たちもいた。
NHKの記者の何故生活保護の申請をしないかの問に対し親戚や家族に知られる面倒な問題がいやだからという。
彼女達を救うのは僅かなNPO法人の人で毎晩この人達と接し健全な仕事を紹介している。行政が援助はしていない。
約20年前にスペインに住んでいたころの話である。
深夜番組でスペインの売春婦を取材したドキュメントであった。
郊外からMADORIDに向かう道路に多くの商売女性があられもない姿で客を誘う。
一人2人ではない多くの女性が車上の人達に媚びを売る。
中には売春婦の組合を作ると奇声をあげていた。その女性は50歳を超えていた。
一方都内ではコロナの生活困窮者に対し炊き出しを各地で定期的に行っているらしい。その中に女子大生たちがここの弁当がうまいと集まるらしい。
コロナでアルバイトがなくなり、実家の母も仕事を失いそれ以上頼ることが出来ない。と言いながら先のお金より現在お金を回してほしいと切実に訴えていた。
以前小泉総理の時に格差社会が何が悪いと言っていたが、政治家はここまでのレベルは問題としないのだろうか?
ガース前総理はコロナ禍の一時金を求める野党の質問に対し、最後は生活保護があると木で鼻をくくったような回答をしていた。
一方元安倍総理の不評な安部のマスクは余剰品が150憶円もありその保管に年5億円を超えると新聞にでていた。
明日の総選挙に向けあれをやったこれもやったと自慢話で漂を集めようとする自民党の先生方はもっと現状の認識が足らないのではないだろうか。