自宅隔離10日目  

コロナ感染後自宅隔離10日目。

通常であればPCR検査後無罪放免となるのであるが、院内感染であることより後5日程自宅隔離を続け検査を行い娑婆に出られることになる。濃厚接触者の家族は2日前PCRで自由になっている。

 

10日間隔離は随分長い期間であり後5日もじっとしているのはかなりつらいことである。

今まで体温を計測記録していたが35℃程度なのでそれも止めた。

代り映えしない毎日を司馬遼太郎の「世に棲む日々」4巻を読み終えた。この本(は入院前に4巻1100円(送料込み)の中古本を発注していたのを読んだ。

長州藩吉田松陰から高杉晋作までを描いた本である。

関ケ原合戦で敗戦し毛利藩(100万石)が防長(37万石)まで減ぜられ物語は始まる。

私は尾道生まれであるがその時移封により安芸・備後も当然武士などは移動したのであろうが私のような農民はどうであったのかあるいはどこから来たのであるか興味深いところである。隣県である山口県には頻繁に訪れているが関ケ原合戦以降の我が郷土備後の国の生い立ちを調べたいものである。