エリザベス英女王死去と国葬

 9月8日イギリス女王は96歳で亡くなられた。

 在位70年の長きにわたり国民から親しまれ世界中の人々から哀悼・称賛された。

 当然のことながらウエストミンスター寺院で国葬として取り行われる。

この事に関し日本の安部元総理の国葬扱いに国民の7割が反対しているにも関わらず執り行われるらしい。

 エリザベス女王と安部元総理の国葬2件を比較しておかしく思わない国民はいないはずである。

 旧統一教会と安部元総理の関係は調べもしないで闇に葬るような人が本当に国葬扱いされていいんだろうか?

 結局は岸田総理自身のみのためになる発想から周囲の意見もきかず国葬を発表してしまったのではあるまいか。

 昨日過去の国葬吉田茂前総理)のいきさつを民放で報道していたが、超法扱いで国葬を行うことに当時の総理大臣佐藤栄作氏はまず野党の賛同を得て閣議で決定した。

その次に佐藤栄作前総理大臣(ノーベル受賞や沖縄返還の功績など)の国葬について三権の長の承認をもとに行われる必要から国葬は行われないことになった。

 岸田総理は過去の国葬が行われる条件はいずれも不問にふし、いきなり閣議にかけた。

 だから国民のアンケートで反対70%と大幅な支持率下降を招いたのであろう。

 安部元総理の哀悼の念よりも自分の支持率をあげることが優先された浅はかな行動ではなかったのではと言われても仕方がない。