2020 オリンピック 10月開催に変更したらどうか

 1964年の東京オリンピックは10月10日が開会式であった。
 最終聖火ランナー坂井義則さんがトーチを持って聖火台を駆け上る姿は全国にテレビ中継された。あのシーンを明確に覚えているのは私1人ではあるまい。

 開会式10月10日は東京都で最も晴天日の多いことから選ばれたと聞いたこともある。10月は秋である。国内で運動会が多く開催される季節でもある。

 2020東京オリンピックは何故7月24日に開会となったのか?

 昨今の地球温暖化の影響を受け、人の生死をわける気温40度近くの連続の日は災害とまで呼ばれる。

 猛暑は今年限りの話なのか?

 世界中から人を集め熱中症で救急車が走り回り、多くの死者を出すくらいなら、1964年並みに10月開催に変更したらどうだろうか?競技をやる人、見る人、サポートする人全て普通の人である。人間のためのオリンピックなので人間にふさわしい季節に競技を催したらいかが?。

 我々の知らない問題があるのかも知れないが、2018年の現状を一番よく知る日本国民、東京都民が変更の提案をしなければ何も変わらない。競技開始を30分や1時間繰り上げ、サマータイム導入など、せいぜい1時間前倒しでは地球のエネルギーに打ち勝てまい。